人は夜、
浅い睡眠(REM睡眠)と深い睡眠(ノンREM睡眠)を繰り返しています。
この睡眠リズムに沿って
浅い睡眠のときに起床するようにすると
目覚めがスムーズになります。
この睡眠リズムを利用して
楽に起床できるための腕時計があります。
振動や脈拍をはかって
睡眠の浅いタイミングで起こしてくれるようです。
この時計欲しいなーと思ってたんですが
お値段が2万円ほどするので、ちょっと躊躇してました。
そんな折、この本を読んで同機能のアプリがあることを知り
さっそく試してみました。
iPhoneアプリとAndroidアプリ、2種類をご紹介します。
iPhoneアプリ「Sleep Cycle alarm clock」 85円
端末に付いている加速度センサーで
寝がえりなどの振動を感知し、
睡眠の深さを計測するようです。
このように枕の横に置いて寝るのが推奨の使い方です。
使い方は、まず起きたい時間を設定します。
たとえば8時半に設定すると
8時~8時半の間の睡眠の浅いタイミングを見計らって
起こしてくれます。
次に睡眠に影響を与える要素を選びます。
寝る前にコーヒーを飲んだら
「コーヒー」にチェックするという感じです。
寝ている間に電池切れにならないように注意しましょう。
この画面になったら枕の横にふせて置いて
あとは眠るだけです。
翌朝になると、このように睡眠リズムが計測されています。
睡眠メモの記録。どの要素が睡眠へ影響しているかがわかります。
ストレッチ、瞑想、コーヒーが良い影響を、
夜食、お茶、豆乳、お酒が悪影響を与えてるようです。
(まだ1週間のデータなので正確性に欠けると思いますが・・・)
かなり詳細に設定もできます。
→Sleep Cycle alarm clockのダウンロードはこちら
Androidアプリ「Sleep as Android」
14日間の無料試用版です。
機能と目的はSleep Cycle alarm clockとほぼ同じです。
まずは起きたい時間を設定します。
ここらへんは普通のアラームと同じです。
「睡眠の解析」ボタンを押すと、解析がはじまります。
このまま枕わきに置いて寝てください。
翌朝にはリズムが表示されます。
深い睡眠の割合も表示されます。
全履歴も見れます。
数値での統計結果も見れます。
こちらもかなり細かく設定ができます。
私はiPhoneもAndroidも両方持っているので
2つのアプリを同時に試してみていますが
感想としては「かなり良い」です。オススメです。
ケタタマしい目覚まし時計の音ではなく
鳥のさえずりや川のせせらぎなど
優しいアラーム音も用意されているので
気持ちよく起きることができます。
あまり音量が大きくなくても
睡眠が浅い時なら自然と目が覚めるんですね。
快眠度などの数値を見るかぎり
睡眠の質はまだまだ改善の余地がありそうですが
寝起きはスッキリできるようになりました。
それに伴い、1日をスムーズに始めることができるので
時間の使い方が上手になってきたように感じます。
また、平均的な睡眠時間も1時間ほど短くなりました。
無理に早起きをするよりもメリットが大きい気がします。
ただ、2つのアプリでの睡眠リズムのグラフが
必ずしも一致してないのが気になるところ(^_^;)
でもアラームが鳴るタイミングはほぼ一致しているのも不思議。
なんにせよ、効果は実感してますので
ぜひ試してみてください。
とくにAndroidアプリは無料ですし。
・Sleep Cycle alarm clock(iPhoneアプリ)
・Sleep as Android(Androidアプリ)
・スリープトラッカー(腕時計)