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これだけはおさえておきたい!シリコンバレー用語集

シリコンバレーに滞在して1週間がたちました。

見るもの触れるもの、初めてのものが多く
毎日新鮮な気持ちでいます。

それでも1週間してみると、
ある程度いろんなことが見え始めてくるんですが
ひとつ気がついたのがシリコンバレー特有(?)の用語のようなもの。

「あ、この言葉はこのことを指しているのか」
というのがわかっていると
シリコンバレーを理解する上で役に立つかと思い
少しまとめてみました。

 
ただし、滞在1周間の私の知識なので
ニュアンスなどを正確に捉えられていない可能性もあります。

そのへんは承知の上で読んでいただければ幸いですm(_ _)m

これだけは覚えておこう!シリコンバレー用語
シリコンバレー

アメリカのカリフォルニアにある世界的に有名なIT企業が密集する地域のこと。
サンフランシスコの南部にあります。

Apple、Google、Facebook、Intel、Yahoo、Oracleなど
名だたる企業が集まっている。

Silicon-Valley-Map

これらの企業はシリコンバレーから生まれたものが多いため
「オイラもやったるぜ!」と立ち上がるスタートアップ企業も多い。

スタンフォード大学やインキュベーションセンター、
コワーキングスペース、投資家など
起業を支援する仕組みも整っているため
スタートアップのメッカとなっている。

かつて半導体(主原料がシリコン=ケイ素)メーカーが集まっていたことが名前の由来。

シリコンバレー南部に行くほどハードウェア系の企業、
サンフランシスコ近くの北部に行くほどソフトウェアやWebサービス系の企業が多くなるのも興味深い。

ちなみによく誤解されるが
「シリコンバレー」という地名は実際にはなく
具体的にはマウンテンビュー、サニーベール、サンタクララあたりが中心地。
(私も誤解してました)

サンフランシスコ

シリコンバレーに限らず、サンフランシスコ界隈も最近はヒートアップしているようです。

サンフランシスコにも世界的有名企業が密集しています。

よく「サンフランシスコとシリコンバレーって近いんでしょ?」と思われがちですが
車で約1時間ちょい。けっこう遠いです。

私も近いと思ってました(^_^;)

Startups(スタートアップ)

創業間もないベンチャー企業のこと。

単なるベンチャーというより、
後述のイグジット(=売却やIPO)を狙って立ち上げた企業を指す場合が多い。

イグジットを夢見て立ち上がる企業は多いが
実際に成功できるのは本当に一握りのため
「多産多死モデル」と言われている。

Founder(ファウンダー)

創業者のこと。

日本だと名刺に「創業者」とか「ファウンダー」と書くことは少ないと思いますが
シリコンバレーではけっこう「Founder」という肩書を使うようです。

共同創業者は「Co-Founder」と言ったりします。

Entrepreneur(アントレプレナー)

起業家のこと。
シリコンバレーでは「Founder」や「Startups」のほうがよく使われる気がします。

Incubation Center(インキュベーションセンター)

起業家を支援する仕組みを持った事業者のこと。
インキュベーター、インキュベーションオフィスなどとも。

起業情報の提供、レンタルオフィスや受付業務代理、
投資家の紹介、イベントの開催、経営のアドバイスなど
サービスは多岐にわたる。

孵化器(インキュベーター)が語源。

Plug and Play Tech Center(プラグアンドプレイテックセンター)

スタートアップ企業が集まるインキュベーションオフィス。

私が社会人インターンをしたチャットワーク社はこの中にあります。
(サニーベールオフィス)

Plug and Play Tech Center

300社以上の企業が集まり、スタートアップだけでなく
日本の有名企業や県庁などもオフィスを構え情報収集をしています。

ちなみにPlug and Playは、絨毯屋のおっちゃんが始めたそうです。

PnP(ピーエヌピー)

Plug and Play Tech Center のこと。

500 Startups(ファイブハンドレッドスタートアップ)

マウンテンビューにあるインキュベーター。
スタートアップの育成・投資などを行う。

単に「500(ファイブハンドレッド)」と言うことが多い。

3ヶ月間集中してスタートアップを学ぶアクセラレータープログラムもあり
数多くのサービスが生まれている。

「500から生まれたサービス」というと箔がつくため
メディアにも取り上げられやすい。

URL:http://500.co/

500 Startups

Y Combinator(ワイコンビネーター)

マウンテンビューにあるベンチャーキャピタル。

スタートアップ企業に対し小額(2万ドル前後)を投資し
3ヶ月のスクールを通じて集中的に指導し
ほかのベンチャーキャピラタルから投資を受けられる状態まで育てることが特徴。

インキュベーター、アクセラレーターとしても側面も強い気がします。

DropBoxやAirbnbも、ここから生まれています。

URL:http://ycombinator.com/


Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

Meetup(ミートアップ)

人と会って情報交換や軽い打ち合わせをするようなこと。
軽いイベントやオフ会のようなものを表すことも。

会議・商談・打ち合わせよりもラフなイメージ。
ランチを食べながらとか。

「今度ミートアップでもぜひ」と言うと
わりと気軽に会えてしまうから不思議。

ビットコインのミートアップ↓
BitCoins Meetup

Buyout(バイアウト)

事業や会社を売却すること。

大きな企業に買ってもらうことで栄誉とお金が手に入るため
シリコンバレーではひとつの成功の証とされる。

Exit(イグジット)

出口戦略のこと。
具体的には、BuyoutやIPOすることを指します。

日本だと企業は事業の安定や継続的な拡大を目指すのが一般的だと思いますが
シリコンバレーでは最初からイグジットを目指して起業するスタートアップがほとんどです。

Tech(テック)

技術系の人材のこと。
エンジニアとか。

ちなみに、私も Tech だそうです。

VC(ブイシー)

Venture capital(ベンチャーキャピタル)のこと。
スタートアップのイグジットによるハイリターンを狙った投資を行う投資会社。

資金を提供すると同時に経営にも踏み込んでくることが多いため
スタートアップにとっては、ありがたい半分・めんどくさい半分というかんじらしい。

エンジェル

「エンジェル投資家」のこと。

VCと同じくスタートアップに資金提供をする存在だが
経営への関与は少ない場合が多いらしい。

裕福な個人投資家が多い?

Pitch(ピッチ)

プレゼンテーションのこと。

主に投資家に出資してもらう目的でのプレゼンテーションを指すようです。

Pitch

イベント

サンフランシスコやシリコンバレーで行われる
ピッチや展示会などの催し物。

毎日100以上のイベントが行われているらしい。

シリコンバレーイベント

Layoff(レイオフ)

職を辞めさせられること。解雇。
日本でいうところのリストラ。

アメリカでは日常茶飯事なので
レイオフされてもあんまり気にしないみたい。

「まぁよくあるよね、ドンマイ!」的なノリ。

101(ワンオーワン)

サンフランシスコ・シリコンバレー・サンノゼを貫く国道。ハイウェイ。
朝夕はけっこう渋滞します。

ちなみに、101の混雑状況は、
サンフランシスコ&シリコンバレーの景気動向のひとつの指標にあるそうです。

よく混んでる → 好景気
あんまり混んでない → 不景気

なぜかというと、
 企業が儲からなくなると従業員をレイオフする(=クビにする)。
 →失業者が増えて出社しなくなるため道路が空く
という理論だそうで。

El Camino Real(エルカミーノリアル)

101と同じくサンフランシスコ・シリコンバレー・サンノゼを貫く主要道路。
カリフォルニアの州道82号線。ハイウェイ。

101ほどではないが、やっぱり混む。

スペイン語で「王の道」という意味。

280(トゥーエイティ)

101、El Camino Realと並走するカリフォルニアの主幹道路。

こっちは比較的空いてる。

というわけで。

私が1週間シリコンバレー滞在した中で
「この言葉をおさえておくと話を理解しやすい」
と思う用語をピックアップしてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

そしてぜひ、シリコンバレーに訪れてみてください。
なかなか刺激的ですよ♪
 

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