以前から和室の床断熱をDIYでやってみたいなと思っていたんですが、畳を上げたり床板を剥がしたりしないといけないので、なかなか重い腰が上がらずにいました。
ぼやぼやしてたら冬になってしまう!💦
とそんな中、今日はお坊さんがお経を読みに来たので仏間(和室)を片付けたので、畳の上にはほとんどなにも乗っていない状態。
モノが片付いたついでで、床板の状態や畳の高さなどを確認しておこうと畳を上げてみました。
(あとついでに掃除を)
畳のヘリにドライバーを差し込み、テコの原理でぐいっと持ち上げます。
一枚一枚持ち上げます。
めちゃ重い!!
畳が思ったより厚い。60mmありました。
この家を新築したときに入れた畳なので40年以上モノですが、父が母と結婚したタイミングだったので質の良い畳を新調して入れたんだそうです。
私は畳の良し悪しはわからないですけど、40年以上もっているんだから良い畳なんでしょう、たぶん。
ひたすら畳上げ。
裏にどの場所の畳かがわかるように文字が書かれています。
畳は場所が変わってしまうと収まらなくなってしまうそうなので、ちゃんと場所をメモしておかないと。
掃除機をかけて床板をキレイに。
ちなみに畳の裏に小さな黒いツブツブが付いている箇所があって
「え?なにかの卵??」
とびっくりしたんですが、調べてみたら「卵ではなく、キクイムシなどのフン」だそうです。
それも十分イヤですけど・・・。
畳は外に立て掛けて天日干ししときます。
カビとかも心配だったので、アルコールを吹きかけて消毒もしときました。
床板を確認してみたら、思っていたよりも全然きれいで問題なさそう。
床材も大工さん(父の従兄弟)が良い木材を入れてくれたそうで、まったく傷んでいませんでした。
(40年以上ノーメンテナンスなのにすごい😅)
想定していた床断熱DIYは
1.床板を剥がす
2.床下にスタイロフォーム(断熱材)を設置する
3.新しい床板を張る
(4.気密シートを張る)
だったのですが、
畳は厚くて断熱性そこそこありそうだし、床板も厚くて丈夫そうだし、
「スタイロフォーム入れてもそんなに変わらないんじゃないの?」
って思い始めてしまいました。
床板は素材良くてぜんぜん現役だし、わざわざ張り替えるのももったいないんじゃないかな・・・?
ということで
「チェックはできたし、今日は掃除だけにして畳戻しとく?」
みたいな話になり、
「まぁ、せっかくだし新聞紙でも敷いとこうか?笑」
とか言ってたら・・・
あ。
急に思い出した。
これ買ってあったんだ。

本来は壁用(外装工事用)の商品だけど、床断熱に使ってるブロガーやYouTuberがいっぱいいる。
前冬にDIY床断熱を考えてたときに、まだスタイロフォームとか大掛かりなDIYをやれる気がしてなくて、「とりあえずできることからやっていこう」と買っておいたものです。
(けっきょく時期を逃してやらなかったけどw)
新聞紙を敷くくらいなら、ヒートバリアシート敷いちゃったほうがいいですね。
「んじゃ、ヒートバリアシートだけでも敷いちゃうか」
ということで、急遽ヒートバリアシートのDIY施工が始まってしまいました(笑)
そもそも床からのすきま風も感じてるわけでもないので、どこまで効果を感じられるか疑問ですが、ひとまず実験ということで。
まずはヒートバリアシートを仮置きしていきます。
ロールをくるくるしながら敷いていきます。
全面に敷いたところ。
長さ幅はピッタリ揃えるのではなく、余裕をもたせておくのがコツ。
あとで切るので。
位置を決めたらヒートバリアシートの端っをタッカーで止めます。
ヒートバリアシートが重なった部分に気密テープを貼っていきます。
シートを固定するのと、すきま風を防ぐのが目的。
全シートを気密テープで貼ります。
今度は端の部分を気密テープで密封。
ここの隙間からのすきま風を防ぐのがポイントみたいです。
すきま風を感じたことはないんですが、たしかに大きな隙間は空いてました。
こんなかんじで角の部分もしっかりと気密。
畳を戻して完成です。
終わったころにはすっかり日も暮れて真っ暗でしたw
正直、このシートだけでどれだけ効果があるかはわかりませんが、妻はさっそく
って言ってました。
たぶんプラシーボですw
さて、去年の冬とはどれくらい差が出るのかなー?
【追記】
妻「下からの静けさを感じる」
とのことです。
気密性が高まったことで、少し静かさを感じるようになったんでしょうか。
ちなみに私はわかりませんw
■手順や道具をまとめました!参考にしてください☺
⇒ 【DIY】畳の下にヒートバリアシートを敷いて床断熱をする手順と方法