アメリカ西海岸縦断中に立ち寄ったカリフォルニア州のサンマテオでは、
Airbnb.com というウェブサービスを使って一般家庭にステイさせてもらいました。
その体験がすごくよかったので、感想を書いてみます。
Airbnbは「エアー・ビー・アンド・ビー」と読みます。
空き部屋を短期間で貸したい人と、
旅行などで宿泊地を借りたい人をマッチングするウェブサービスです。
「暮らすように旅しよう」
というキャッチコピーが素敵じゃないですか。
「ビー・アンド・ビー」は、おそらく「B&B」のことで
「Bed and Breakfast」(朝食付きの小規模宿泊施設)のことだと思います。
ただ、掲載されているのはホテルのようなサービスは少なく
素泊まり物件が多いようですが。
今回ステイさせてもらったのは、Angelaさんのお家。
https://www.airbnb.jp/rooms/208345
写真を見た瞬間に「ここっ!」って決めました(笑)
実はステイ先に到着予定の当日、
サンノゼの空港でレンタカーを借りたのですが
一緒に借りたカーナビがまさかの故障。
勘を頼りに移動するしかなくなりました(T_T)
夕方くらいにホストファミリーのもとへ着く予定だったのが
さんざん道に迷ったあげく、
真っ暗になってたどり着いた場所には
それらしき家が見当たりません(>_<)どうやらAribnbのサイトに載っていた住所が正確なものではなかったようで・・・。困り果てて、最終手段のスマホからの国際電話をかけてみました。カタコトの英語で話してみると、正確な住所を伝えてくれるのですが、私が聞き取れず・・・orz「じゃあ、メールで住所を送るわ」と言ってくれたものの、私たちはGlobal WiFiとか持ってなかったので、ネットにアクセスできず、メールもチェックできない状態。「どうやって助けたらいいかわかんないわ・・・」と。そ、そうですよね、すみません・・・(>_<)しかもホストの人は用事があってこのあと出かけなければならないとのこと。 ひとまずメールは送ってもらい、その後スタバに立ち寄りながら無料WiFiでメールをチェックしなんとかたどり着くことができました。到着したのは予定時間より4時間以上のオーバー。
案の定、ホストの人は出かけてしまったらしく家の中は真っ暗。
メールに指定されていた場所にカギがあったので
「はろう?」とか言いながらお家に侵入しました。
そこにあったのは、広くて天井高くて、すごく素敵な作りのお家!
あきらと2人で超感動!テンションマックス!
こんな素敵なお家なわけですよ。
※画像はAirbnb.comより。昼間の写真。
思わず階段で記念撮影。(家主不在)
いやー、こんなお家住みたいなー。
ひとしきり盛り上がり、荷物も置いて落ち着いたあと
だれもいない家の中でトイレを探しはじめました。
ちょっと恐縮しつつ、家の中にあるドアをひとつずつ開けてみました。
コンコン。ガチャ。
「あ、ここは物置か」
コンコン。ガチャ。
「ここは空調スペースね」
コンコン。ガチャ・・・
Σ(@□@;)!!??
なんとドアが勝手に開き
奥から見知らぬインド人が現れたではありませんか!
しばらくフリーズする私とあきら。
びっくりして思わず「Who are you!?」って言っちゃいましたよ(笑)
そしたら
「僕も君たちとおなじ、ステイしてるんだよ」
と。
どうやら私たちが知らなかっただけで
他にも部屋があって1週間ほどステイしているとのことでした。
あー、びっくりした!
とりあえず「Nice to meet you!」と言って
シェイクハンド(握手)して仲良くなりました(笑)
そうこうしている間にホストのAngelaさんが帰宅。
Angelaさん、すごく良い方で
「遅くなってホントごめんなさいっ!」
と謝ると、笑顔で許してくれました。
いい人でよかったー♪
Angela家はカリフォルニア州のサンマテオという街にあります。
シリコンバレーの北側に位置する街で
サンフランシスコにもサンノゼにもアクセスがよい場所です。
Angela家の外観。
サンマテオは小高い山の上に街があり、
「こんなところ登るの!?」
と思うほどアップダウンの激しい場所でした。
家に入る道も急勾配。
これが家の中からの景色。
窓が大きく天井も高いので、とても開放的♪
丘の上なので景観もよいです。
階段を上ったロフトスペースが私たちの滞在スペース。
ロフトから見下ろしたリビングスペース。
リビングは共用スペースなので自由に使えます。
世界の都市の時刻。
時間、間違ってますが(笑)
Airbnbのページにも素敵な写真がたくさん載ってますので
もっと見たい方はそちらでどうぞ。
近くにはスーパーやファーマーシーショップもあり
私は水や夕食をそこで調達してました。
Airbnb.com に登録してある宿泊先にはいろんなタイプがあるみたいですが
今回私たちが滞在したのはホームステイ型。
ホストファミリーと一緒に過ごすタイプです。
キッチンも自由に使えます。
中央がホストのAngelaさん。左が謎のインド人(笑)
Angelaさん(というかカリフォルニア人?)は健康志向らしく
自家製のヘルシージュースを飲ませてもらいました。
酸っぱかった!
このキッチンでそれぞれ夕食を食べながら
会話を楽しんだりしました。
実はホストファミリーと仲良くなるための秘策を
日本から仕込んできておりました。
それがこちらの「日本っぽいもの」!
ぜんぶプレゼントしたわけではないのですが
何が喜ばれるのかわからないので
いろいろ仕込んで行ったかんじです。
お手玉セットとか、楽しんでもらえたようです。
中でも子供たちに大ヒットだったのが折り紙。
一緒に作って遊びました。
これで子供たちのハートはがっちり掌握( -_-)9
男の子と女の子の2人兄妹で
二人とも超かわいかったー♪
ただ、私が教えられるのはツルと手裏剣くらいで
そのあとも
「ほかには?ほかには?」攻撃を受け、
とても困りました(=_=;)
次は折り紙の本も一緒に持っていこうと思いました。
そしてベッド横には、子供たちからのウェルカムメッセージ。
メッセージが袋状になっていて
中にはキスチョコが入ってました。
こういうの嬉しいですよねー
今回はじめてAirbnbを使ったわけですが
感想としては「すっごいよかった!」です。
カーナビ故障でたどり着けないとか
見知らぬインド人が出てくるとか
いろいろトラブルもありましたが
そういうのも含めて楽しい体験ができました。
ホテルにはホテルの良さがあるけど
現地のお家にステイできる一番のメリットは
現地の生活に直に触れられることと
ホストファミリーと仲良くなれることじゃないでしょうか。
あと何気によかったのが、洗濯機&乾燥機を借りれたこと。
長旅の衣類をぜんぶ洗濯できて助かりました。
それと、
部屋を貸し出しているオーナーさんは
ある程度裕福な人が多いんじゃないかな?
という印象を受けました。
とくに少し高めの料金設定をしている部屋は。
(「高い」といっても、Angela家1泊1人4000円弱でした)
世界のそういう方々と交流するのも私の夢のひとつなので
今後も積極的にAirbnb.comを活用したいと思いました。
まぁ、ぶっちゃけてしまうと、
Airbnb.com がよかったというより
Angela家がよかったんですけんどね(笑)
でもそれも、Airbnbがあったからこそ得れた体験でした。
本当に素敵なステイでした。
また行きたいなー。
そう思わせてもらえるホストファミリーと出会えて幸せです。
Airbnb.comの登録はこちらから。
https://www.airbnb.com/
P.S.
オンライン英会話とかでちゃんと英語勉強して、
今度はもっとコミュニケーションできるようになろうっと♪